キャム・ミコライオ 2009 Pt.1 2012/01/17 (Tue)

今期の広島カープ投手陣、黒田のカンバックはならなかったものの、過去数年では考えられなかったほど、若い才能ある投手たちが揃い、先発枠を争うことになる。

彼らを支えるリリーフ陣、守護神サファテ、セット・アッパー今村の前、7回を投げる投手の実力が、若手投手陣の勝ち星に直結する。横山、永川の復活とともに、期待されるのが新加入のミコライオだ。

2009
MLB      11試合 0勝 2敗 13.2回 14三振 防御率2.63 WHIP1.317 SO/BB 2.00
3A INT  35試合 3勝 3敗 43.2回 52三振 防御率3.50 WHIP1.099 SO/BB 3.25

右足はプレート板の一塁側を踏み、左足は三塁側に大きく踏み出す、クロス・ステップ・フォームはMLBでもかなり珍しいようで、右打者は腰が引け、左打者もクロス・ファイヤーで入ってくるボールに仰け反っている。

直球は常に150キロを超え、スライダー、チェンジ・アップ、うねる様なツーシーム(シンカー)がとてもよい。2009年の出来ならばサファテよりも上の投手と言えるだろう。大げさではなく。ただし2009年の後半に肩を少し痛めたそうだ。

MLBで投げるミコライオの映像を四回にわたって紹介したい。

2009年7月06日　シアトル・マリナーズ VS アリゾナ・ダイヤモンド・バックス
2009年初登板イチロー選手を三球三振に獲っている。
http://www.youtube.com/watch?v=1DZhCxd3VbY&feature=player_detailpage#t=7040s

2009年7月10日　アリゾナ・ダイヤモンド・バックス vs ボルティモア・オリオールズ
三者凡退に抑えている。特徴のあるフォームが、実況でも話題になっている。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=-YmXjMUpanw#t=8951s

2009年7月17日　シカゴ・ホワイトソックス VS ボルティモア・オリオールズ
7回　1・3塁の場面で登板　犠牲フライを打たれてしまうが、ジャーメイン・ダイを三振
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=yvXfrANtJCQ#t=9740s
8回　満塁のピンチを招くも何とかしのぐ。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=yvXfrANtJCQ#t=10912s

2009年8月01日　ボストン・レッドソックス vs ボルティモア・オリオールズ
8回　ユーキリス、オルティースらと対戦
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=LY6hyJrkRj0#t=9738s

2009年8月18日　タンパベイ・レイズ vs ボルティモア・オリオールズ
7回　ノーアウト2・3塁のピンチで登板　ロンゴリアを三球三振　腰が引けて、かなり打ちにくそう。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=VJ1-1CtVZ7I#t=9220s
8回　この回も二つ三振を獲り、2イニングで4三振
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=VJ1-1CtVZ7I#t=10738s

2009年8月20日　タンパベイ・レイズ vs ボルティモア・オリオールズ
6回　途中から登板　カーロス・ペーニャはチェンジ・アップで三振
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=6oqlMaCW6pc#t=7345s
7回　プレートの左端を踏み、そこからサード側に足を出して投げるフォームの解説をされている。バートレット三振
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=6oqlMaCW6pc#t=8805s

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