ブライアン・バリントン MLB初勝利 ヤンキース戦をフルで 2011/02/21 (Mon)

昨年「カープっぽい投手 ブライアン・ボーリントン」として紹介していたブライアン・バリントンが、本当にカープ投手陣に加わった。

マエケンに続く、10勝が期待できる先発の柱として、早くもキャンプで大評判だ。そんなバリントンはメジャー・リーグ　全体ドラフト1位指名で入団したものの、なかなか勝ち星をあげられなかった苦労人。今は筋肉のラインもしっかり出来ているが、昔の動画を見ると今よりかなり細い。体作りで苦労したタイプなのだと思う。

コツコツ積み上げた努力が実を結んだのが、2010年8月15日ヤンキース戦　A.J.バーネットを相手に投げあい、念願のメジャー・リーグ初勝利をあげた試合だ。ツーシームを両サイドに決め、大きく落ちるスライダーで三振を獲る。この投球スタイルが決まって、ヤンキース打線を8回2安打、無失点。

投げ始めがジオと似ているが、大きな違いは、右打者にストライクを獲るのに苦労していたジオに対して、バリントンの場合は右打者のインコース低めにツーシームでカウントを稼げている。このツーシームが良いからアウト・コースのスライダーが生きるのだ。Aロッドやジーター相手にこの投球が出来るのだから、普通に二桁勝利を期待できるでしょう。

2010年8月15日　ロイヤルズ vs ヤンキース　
Aロッド、ティシェイラら強力打線と相手に好投するバリントン。試合動画は10分からスタートです。

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