MiLB Scouting Report
メジャーでは微妙でも、日本に来れば最高の助っ人になりうる選手たちのリポートです。ルイス、ラロッカ級の助っ人はおらんかのぉ~
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広島カープを長く支えてくれた前田健太がチームを去る。ポスティング・システムを利用し、かねてからの夢、MLBに挑戦することになったのだ。
今でこそカープは野球界で大きく扱われ、昨年はMLBから復帰した黒田博樹の話題で一般マスコミもカープを大きく伝えてくれた。しかし以前はマエケンしかネタが無い。そんな時があった。カープを大きく上昇させてくれたのはマエケンだと思う。
その前田健太がカープを去るのだ。海外FAまであと二年あるのだが、二年前倒しとなるメジャーへの挑戦。エースのわがままをカープは許した。
ある武道家の言葉がある。「わがままをいう資格」
たいした実績の無い選手が、メジャー挑戦を訴えたところで、何を言うかとなるが、前田健太が広島カープで残した成績は、今年まで6年連続の二桁勝利。200イニングを4回も達成。ベストナイン3回。沢村賞2回。97勝67敗 30勝の貯金をチームにもたらした。
前田健太にはわがままを言う資格があるのだ。
( v ̄▽ ̄) ちなみに、この「わがままをいう資格」を言った武道家ってのは、ドラゴンボールの第17巻、悟空が瀕死のベジータを逃がしてやれってクリリンに頼むシーン。クリリンが悟空に言ったセリフ「おまえにはわがままをいう資格があるさ」あれね。
( v ̄▽ ̄) ちなみに、この「わがままをいう資格」を言った武道家ってのは、ドラゴンボールの第17巻、悟空が瀕死のベジータを逃がしてやれってクリリンに頼むシーン。クリリンが悟空に言ったセリフ「おまえにはわがままをいう資格があるさ」あれね。
とはいえマエケンが抜けてしまうのは本当に痛い。当然、外国人で先発の補強も考えただろう。しかし今年は先発の候補が本当に少なかった。これは日本では勝てそうだ。と思う投手がいても、まだ25才だったり。それではまだ来日には早い。
そんな中、先発補強をするのならば、この投手だと思っていた。
クレイトン・リチャード
32才 左投げ 左打ち 196センチ 111キロ
元々はMLBで132試合の先発キャリアを持ち二桁勝利を2回あげている。2013年肘の靭帯移植手術、トミージョン手術を行い、今期からMLBに復活。カブスで主にリリーフとして登板していた。
今年マイナーでは11試合に先発し好成績を残している。5勝 3敗 69回 防御率1.70 WHIP1.07 34三振 14四球 SO/BB 2.43 GO/AO 1.66
ゴロ・アウトが非常に多い投手で、GO/AOはMLB通算1.46 MiLB通算では1.99 GO/AOが高い投手は内野ゴロでアウトを稼ぐゴロ・マシーンであるとゆう意味です。
カブスが左のリリーフを補強したため、リチャードがリリースされるのでは?と期待していたのだが、ポストシーズンでの好投が評価され、カブスと再び契約することになった。
カープ帽もよく似合っているのだが残念。
この時点ではっきりいって、ぜひカープに欲しいと思う先発投手は残っていなかった。と私は思う。
来期の広島カープ、先発ローテーションは
めでたく現役続行が決まった黒田
ジョンソン
福井
大瀬良
野村
ここに戸田、九里、薮田、ルーキーの岡田、横山が続く。
前田健太が抜けたとはいえ、代わりの先発が大瀬良大地と野村祐輔。二人とも新人王と二桁勝利の経験がある。あとは先発陣をサポートするリリーフ外国人を獲れば、先発の外国人はいらないのでは?とも思う。
しかし球団としてはマエケンの穴は大きいし。一人先発獲っとけよ。ってことで、無理やり選んだ新外国人投手がこの男。
ブレイディン・ヘーゲンズ Bradin Hagens
26才 右投げ右打ち 身長190センチ 体重95キロ
MLB公式
http://m.mlb.com/player/543266/bradin-hagens
MiLB公式
http://www.milb.com/player/index.jsp?sid=milb&player_id=543266#/career/R/pitching/2015/ALL
ベースボール・リファレンス
http://www.baseball-reference.com/register/player.cgi?id=hagens001bra
MLB 通算 2試合 0勝 1敗 2.2回 2三振 3四球 防御率3.38 WHIP2.63 SO/BB 0.67 GO/AO 4.00
MiLB 通算 199試合 44勝 43敗 732回 492三振 311四球 防御率3.92 WHIP1.43 SO/BB 1.58 GO/AO 1.58 HR/9 0.53
2015
3A INT 14試合 12先発 5勝 5敗 70.2回 防御率2.67 WHIP1.12 50三振 26四球 SO/BB 1.92 GO/AO 1.48 HR/9 0.38
2A INT 16試合 8先発 4勝 5敗 63回 46三振 25四球 防御率3.86 WHIP1.43 SO/BB 1.84 GO/AO 1.38 HR/9 0.43
フォーシームは最速91マイル、146キロ。投げるボールのほとんどが90マイルを下回る。球種はスライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップ。
ゴロ・アウトを稼ぐ投球スタイルで、ここら辺りはリチャードと同じタイプ。マイナー通算の9イニングでのホームラン数は0.53本と良い数値を残している。
日本のマスコミにはカープOBのブライアン・バリントンに似たタイプと伝えられるのではないかと思う。球速はバリントンほど速くは無いので三振はあまり取れないが。
3Aインターナショナル・リーグで、8月20日から4連勝を上げ、投手部門の週間MVPを獲得している。
ぶっちゃけ、ヘーゲンスよりヒースを残し、ルーキーの岡田をリリーフで使うなどしたほうが良かったのではと思う。しかしそれでは先発でジョンソン、ヒース。打者でエルドレッド、サード(ルナ仮)
これでは先発で外国人投手が二人になり、次世代の先発の育成も行えない。これは長期的に見ると問題がある。
球団はリリーフを獲得する予定なので、ヘーゲンスは投手では三番手としての期待となる。二軍スタンバイの可能性を考えるとヒースより、若い投手になるのだろう。はたしてゴロ・マシーンのヘーゲンスと守備範囲の広いカープ内野陣とのコラボが一軍で見られるだろうか。
MLB登板はわずか二試合しかないが、YouTubeで見てみよう。
2014年8月14日 ダイヤモンド・バックス vs マイアミ・マーリンズ
9回から登板 4対4の同点 これがMLBデビュー戦
https://youtu.be/YtUP838hONk?t=11830
セカンド・ベース後ろのヒット 菊池なら
送りバンド
敬遠
元楽天ケーシー・マギーと対戦 ダブル・プレーに打ち取る。
10回
https://youtu.be/YtUP838hONk?t=12927
巨人の新外国人候補のギャレット・ジョーンズと対戦 ストレートの四球
ライト前にヒット。
左中間にサヨナラ・ヒットを打たれる。
2014年8月17日 ダイヤモンド・バックス vs マイアミ・マーリンズ
MLBでの登板二試合目。
https://youtu.be/g_RCiDzL9tA?t=9252
7回 1アウト、二・三塁の場面で登板。
ショート横を抜くヒットを打たれ、ランナー二人が生還 広輔なら
三振
ショート・ゴロ
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ヘ(= ̄∇ ̄)ノ エンタメ・コネタを書くライターです。野球のプロ原稿は一度も書いたことがありません。野球の記事も書きたいのぉ。
HNは「プロ野球のFA補償がドラフト1位指名権譲渡になって欲しい」という意味
最近は2位でもよいのかなと思っていますが・・いずれにしてもドラフト指名権が欲しい !
丁寧なコメントへのお返しがヘタっぴなので、コメントは受け付けておりません。さらっと読んでいただければ幸いです。
HNは「プロ野球のFA補償がドラフト1位指名権譲渡になって欲しい」という意味
最近は2位でもよいのかなと思っていますが・・いずれにしてもドラフト指名権が欲しい !
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