ダスティン・ニッパート 韓国で再契約 公式ソースあり 2011/12/01 (Thu)

検索キーワードで本日１位なのが、「ダスティン・ニッパート」である。ご覧になっているのは、ホークス・ファンのみなさんのようだ。

日本一の感動の余韻をじっくり味わう暇もなく、来年の先発の心配をしなくては、いけなくなってしまった。メジャーに挑戦する和田は想定内だが、杉内にホールトンまで、一気に三人も抜けてしまう可能性があるのだから、かなり厳しい。

そこでニッパートである。今年から韓国に渡り、15勝6敗 防御率2.55 と好成績をあげ、日本の複数球団が来期の先発候補にしていると報道されていた。個人的には2年前からチェックしていた投手なので、ついに日本にやってくるのか!? と楽しみにしていたのだが。

韓国野球に詳しい方から、「ニッパート斗山と二年の再契約」という情報がtwitterで流れた。我々日本の野球ファンも、「ニッパートは向こうに残るようだ。」と納得していたのだが、今日のスポーツ紙で、ホークスが先発の穴埋めに、「西武・帆足、韓国・斗山のニッパートを獲得する方針」といまだに書いてある。

はたしてニッパートは韓国に残るのか?　日本にやって来るのか?　ホークスは獲れるのだろうか?　

斗山ベアーズの公式サイトを調べてみる。ハングル文字はさっぱりなので、翻訳サイトを武器にちょっとした探検気分だ。

トップページにいきなり見慣れたお顔が。伊東勤さんだ。来期斗山のヘッド・コーチに就任されるというニュースだ。どうもここがニュースらしいので、一つずつクリックしていくと、あっさり見つかった。

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11月21日　斗山、外国人選手ダスティン ニポトゥと再契約

総額35万ドル(契約金10万ドル、年俸25万ドル)で再契約した。

2011年初めて韓国プロ野球に進出したニポトゥは29試合に出場して187イニングを消化した。

15勝6敗、防御率2.55,奪三振150個を記録。 特にクォリティースタートは19回でリーグ1位

ニポトゥは実力それだけでなく徹底した自己管理で他の選手たちに模範になって、チーム適応力と親和力が非常に優れた選手で定評になっている。 また、競技中イニングが終る時ごとに野手らにハイファイブして士気を培ってくれるなど常に人を配慮することができるマナーある行動はファンたちに深い印象を植え付けた。

ニポトゥは再契約後「私に会うために直接米国まで渡ってきて誠意を見せた斗山社長と団長に深く感謝申し上げて、常に最高に待遇して絶えず配慮した球団の努力に常に有難い。最後まで惜しみなく見せた激励と応援があったのでここまでくることができた。 来年には必ず優勝で報いられるように最善を尽くす」としてファンたちに対する感謝の挨拶を伝えた。

ニポトゥは故郷の米国、オハイオで休息および個人訓練をした後2012年1月中旬現地訓練場の米国、アリゾナ州 ツーソンに合流する予定だ。

http://www.doosanbears.com/bearsmedia/newsDetail.do?newsIdx=101342&viewPage=1&newsKind=&scWord=&scType=&scWordView=

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総額35万ドル(2730万円)と聞くと、かなり安いが、韓国プロ野球では外国人選手の契約は発表されているより、かなりもらっている説があり、本当はもっと高い契約のようだ。斗山社長というのは斗山という会社の社長さんなのか、球団社長なのか判らないが、アメリカまで交渉に乗り出すなど、かなり頑張った様子が伺える。伊東さんの入閣もそうだ。日本プロ野球界はこんな人材をあっさり失っていいのだろうか?

ニッパートのホークス入りはなくなった。別の外国人投手の獲得に向かうことになるのだが、モーペーニャに二億も払ってしまうフロントだ。それこそ杉内、ホールトンの残留交渉にソフトバンク孫社長が登場した方がうまくいくようにも思う。孫さんお暇ないでしょうかね?

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