強肩・強打の救世主 ネイト・シアーホルツ その2 2015/04/04 (Sat)

ネイト・シアーホルツ　Nate Schierholtz　

31歳　188センチ　97キロ　右投げ　左打ち

MLB 公式


baseball-reference

全然つぶやいていないが、Twitter アカウント

https://twitter.com/NateSchierholtz

MLB 通産 799試合 打率253 出塁率302 長打率405 OPS707

ホームラン52本 打点228 四球134 三振408

MiLB 通産 634試合 打率305 出塁率352 長打率512 OPS864

ホームラン85本 打点405 四球146 三振448

vs 左 389打数 99安打 4本塁打 40打点 25四球 95三振 

　　　　打率255 出塁率304 長打率347 OPS651

vs 右 1701打数 430安打 48本塁打 188打点 109四球 313三振 

　　　　打率253 出塁率302 長打率419 OPS720

ドラフト2位でサンフランシスコ・ジャイアンツに入団。MLBで799試合出場のキャリアを持つ、通産本塁打52本。MLBに定着した2009年以降では、6年連続で110試合以上に出場している。

MLBでは左投手との対戦は少なく、52本のホームランのうち、左投手からのホームランは4本のみ。しかし打率・出塁率は左の方がわずかながら、いい数字になっている。

MLBの実況ではシュホルツと聞こえるが、カープではシアーホルツと呼ぶそうだ。

重心を下げて打つバッティング･フォームが特徴で、このフォームは2013年シカゴ・カブスでプレーし、身に着けたものだ。

このフォームで長打力が開花し、このシーズンはホームラン21本を記録。キャリア・ハイの成績を残している。2014年の年俸は500万ドルとなった。5億9488ﾏﾝｴｰﾝ。

2013年 137試合 打率251 出塁率301 長打率470 OPS770

ホームラン21本 打点68 四球29 三振94

カープとの契約は116万2000ドル。1億3825ﾏﾝｴｰﾝ。グスマンの初年度カープ外国人年俸を越えて最高額での契約だ。

カブスには元広島カープのアルフォンソ・ソリアーノが在籍していたので、このフォームはソリアーノの影響があったのではないかと思う。来日記者会見では、どなたか質問していただきたい。私も行ってみたいのぉ。

しかしフォームにいろんなバージョンがあるようで、カブスを離れるとまた普通のフォームになっている。カープではぜひ一番活躍していた頃の重心を低くするフォームで打って欲しい。

2012年のシアーホルツ。普通のフォーム。

2013年のシアーホルツ。重心を低く、ソリアーノのようなフォーム。
 
2014年のシアーホルツ。カブスでは重心を低くしたフォームで打っている。

2014年ナショナルズに移籍、なぜか普通のフォームに戻っている。

日本ではカブス・バージョンで打って欲しい。8月31日岩隈投手からのホームラン。

昨年限りで引退したソリアーノ。カープ・アカデミー出身者で一番出世した選手。

外野守備は非常に上手く、素晴らしい強肩の持ち主だ。現役時代は好守備で活躍した緒方監督、好みの選手だろう。

送球してアウトを取る補殺と言えば、カープでは菊池が有名だが、外野の場合、補殺とは強肩をあらわす言葉になる。

2014年MLBナショナル・リーグのライト部門で補殺数1位を記録している。
( v￣▽￣) 去年ですよ。皆さん。ライト･ゴロ、送球が速い。
 
2012年のオープン戦、ランナーはキラ。

2011年　私も強打というより、強肩の選手という印象を持っていました。

左の外野手は余り気味のカープだが、高い打撃センスと好守・好走塁を見せてくれているドラフト1位の野間も才能の本当の開花はしばらくかかるだろう。打撃に成長が見られる松山も、守備に難があり、レギュラーで使い続けるのは無理がある。

シアーホルツのライト、丸のセンター、二人が決定で、残り一枠をその他大勢で争うことになる。

ファースト・ゴロ打ったシアーホルツ。ファーストからの送球が頭に当ったシーン。
投げたのはグスマンだ。この頃から二人に縁があったということで、二人でカープを盛り上げて欲しい。

シアーホルツ、グスマン、エルドレッド、ロサリオの四人の中から、コンディションのいい選手を二人一軍に置き、弱点である長打力・決定力を高く保ち、優勝を確実なものにしたい。

いや本当に、停滞している打線に一人入るだけで、雰囲気がまったく変わってくる。打てば勝てる。優勝できるのだよ。

強肩･強打の救世主　ネイト・シアーホルツ　その1